子供の教育に掛かる費用や、教育ローンの金利と比較についての情報。また、郵便局・国民生活金融公庫・ろうきん・JAそれぞれの教育ローンの特色や金利についての情報も紹介しています。
文部科学省の調査では、幼稚園から大学までオール公立ならば大学卒業までに掛かる教育費と経費は約750万円。反対に幼稚園から大学までオール私立だと必要な金額は約1,600万円掛かるとされています。この中には入学金や授業料、塾代なども含まれますが、平均すると約1,000万円程。第2子、第3子が誕生した場合には更に教育費が増加します。
国民生活金融公庫や郵便局の教育ローンは、融資条件を満たさなかったり融資金額が希望に沿わない場合もあります。JAの会員の場合はJAバンク、労働組合に加入している、または生協の会員である場合にはろうきんの教育ローンが利用出来ます。それぞれを比較する場合、教育ローンの金利や特徴をポイントに考えては如何でしょうか。
郵便局の郵貯教育貸付は、貸付条件に世帯の年収制限がないのが特徴ですが、教育積立郵便貯金をしている人が対象になります。融資額は学生1人につき最高200万円まで、積立額の範囲内になっています。返済方法は元利均等、ボーナス併用、子供の在学中だけ金利のみの支払いにする方法などがあり、返済期間は原則10年以内。母子家庭の場合は1年の延長が認められます。元利均等返済等の場合、教育ローンの金利は契約時の利率に固定されます。ただし、教育積立郵便貯金は平成19年10月以降新規の申込みの受付を中止しています。
国民生活金融公庫の教育一般貸付には、世帯の年間収入が990万円以内等の制限が付けられていますが、平成20年10月から融資範囲の縮小を決定しています。融資額は学生1人につき200万円以内で、返済期間は郵便局と同じです。金融の動向によって利率が変動しますが、元利均等返済の場合教育ローンの金利は契約時の利率に固定されます。
ろうきんには該当商品が2種類あります。一つはパッケージローンRingの教育プランで、幼稚園から大学・専門学校までの教育費を借り入れるものです。融資額は最高500万円ですが、ろうきんに出資のある団体の団体会員または生協の会員であること等の条件があります。もう一つは会員の場合最高1,000万円、それ以外は最高500万円という教育ローンです。返済には元利均等や元金返済を最長5年据置にする方法等があります。どちらの教育ローンの金利も会員とそれ以外の利用者では大きく違うのが特徴です。
JAバンクの教育ローンは各地区によって若干の違いがあります。融資を受ける場合、契約者が満20歳以上、前年度の年収150万円以上、該当地区のJAの所定の基準を満たしている等の条件が付きます。融資額は最高500万円で高校以上の教育費が対象という特徴があり、在学中に元金の返済を据置ことも出来ます。教育ローンの金利は変動型か固定型が選べますが、変動型の場合は年2回の金利見直しがあります。