喫煙は病気(ニコチン依存)という認識から、以前は全く保険が適用されなかった禁煙外来ですが、現在ではある一定の条件を満たすことにより保険が適用されています。東京・大阪・京都・神戸・広島・奈良などでは比較的禁煙外来のある病院が多いので通いやすいでしょう。
禁煙しよう、といってすぐに禁煙できる人はそう多くはありません。喫煙習慣はニコチン依存という病気であり、また煙草への依存というメンタルな面の問題もあるのです。ですので、医師の適切な指導を受けて喫煙習慣をなくしていく必要があります。禁煙外来では、まず喫煙習慣に関する問診や、禁煙への意欲の確認、健康面のチェックや呼気の成分などを調べ、治療法の説明を受けて、ニコチンパッチという禁煙補助のお薬が処方されることになります。カウンセリングと投薬の二つ柱で、精神・肉体両面で辛い禁煙を助けていくことを目的としているのが禁煙外来です。
以前は、禁煙外来に保険は適用されていませんでした。しかし禁煙は必要なことであるという認識の高まりにより、2006年から保険が使えるようになり、治療にかかる費用も軽減されました。禁煙補助剤のニコチンパッチにかかる費用にも、保険は適用されています。ただし、保険適用には一定の条件を満たすことが不可欠となっています。禁煙外来での問診で喫煙指数が計算されますが、これは一日に吸う煙草の本数かける喫煙年数が200以上、が保険適用となります。また、初診を含み合計五回、期間としてはおおよそ三ヶ月の診察が保険で認められている診察回数です。この5回が保険適用になり、かつ処方されるのが保険のきくニコチンパッチだけだと仮定した場合、自己負担三割で総額1,2000円程度の費用がかかります。ただしニコチンパッチ以外に全額自己負担のニコチンガムを併用して処方された場合は、更に費用が増加することとなります。喫煙年数や状況は個人によって全く異なりますので、症状によって治療内容の差は大きく、5回で終わらない場合もあれば処方される薬も違います。1,2000円という額は最低限の参考費用と考えた方が良いでしょう。
東京・大阪・京都・神戸・広島・奈良など、大都市圏ではやはり禁煙外来を設けている病院は多くなります。ただ、必ずしも禁煙外来があっても保険診療を実施しているわけではありません。個々の病院によってまちまちですので事前に確認しておくと良いでしょう。