ウェッジウッド、ヘレンド、アラビア、ロイヤルコペンハーゲンなどのイヤープレートは、出産祝いや結婚祝いなどの記念品や贈り物として人気が高く、コレクションする愛好家も多いようです。2008年のイヤープレートは通販でも販売されています。
イヤープレートとは、その年にしか製作されない絵皿のことです。デンマークの昔の習慣ではクリスマスの時期、キャンディやフルーツなどを美しいお皿に載せて贈る習慣があり、1908年にロイヤル コペンハーゲンがクリスマス イヤープレートを発表し、各社がイヤープレートを毎年発表するようになりました。出産祝いや結婚祝いなどの記念品や贈り物として人気が高く、コレクターも世界中にたくさんいるようです。アンティークものとなると、かなり高価なものもあります。
イギリスの名窯として伝統を誇るウェッジウッド(WEDGWOOD)。2009年に創業250周年を迎えるのを記念して、2006年より2009年まで「フォーシーズン(季節)」をテーマにイヤープレートが連作されています。またクイーンズウェアのカレンダープレートは、ギリシャ哲学で世界を構成する4元素とされている「Earth(土)」「Fire(火)」「Air(空気)」「Water(水)」をテーマとして2006年より毎年発表されており、2008年版は「Air(空気)」です。ウェッジウッドのイヤープレートのデザインはモダンで現代的な雰囲気を持ちながら、18世紀当時の新古典主義の雰囲気を残しているのが魅力です。
ヘレンド(HEREND)はハンガリーの陶磁器メーカーです。1862年、オーストリアの女帝マリア・テレジアが育成したウィーン窯が閉鎖に伴い、そのデザイン継承を許可されたヘレンドは、一躍有名な名窯となりました。ハンガリー建国1100年を祝して1996年よりスタートしたヘレンドのイヤーズプレートは干支がモチーフ。2007年で12支がひとめぐりし、2008年からはプレートの形も変わり、「ねずみ」から新たに干支シリーズがスタートしました。
アラビア(ARABIA)は1873年フィンランドのヘルシンキに設立されました。高いデザイン性のみならず機能性を兼ね備えたテーブルウェアが人気の、北欧を代表するブランドです。アラビアのイヤープレートは1976年から1999年までフィンランドの抒情詩「カレワラ」モチーフに製造されました。壁につるすための穴があいていて壁に飾ることも可能です。残念ながら1999年以降はイヤープレートの製造はされていません。
日本でも多くのファンを持つロイヤル・コペンハーゲン(ROYAL COPENHAGEN)はデンマークの陶磁器メーカーです。日本の有田焼の影響を強く受けたコバルトブルーの絵柄が特徴です。ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは1908年に発表されて以来、毎年モチーフを変え製造され、2008年版で101枚目となりました。バックナンバーは、年々入手が難しくなっているようですのでインターネットの通販で探すのもいいでしょう。